2011.05.18

被災地へのご支援に向けた現地訪問のご報告

弊社代表の小澤幸喜です。
この震災の被災地に対し、どのようなご支援ができるかを五感で感じ、具体策を出すために、
5月14日・15日の2日間で宮城県の気仙沼、岩手県の陸前高田、大船渡に伺いました。
簡単ですがご報告いたします。


『復興に向けた力強さ』

津波被災地の中でも被害が甚大といわれる当地。
目の当たりにした現実に、記録として考えていた写真も、被災者の皆さんに失礼で申し訳なく思い、ついにシャッターを押すことができませんでした。
また現地にて突然伺った被災企業で拝見した復旧作業。日曜日にも関わらず社員さんが復旧に汗を流している姿が焼きつき、自分がその立場だったらと思うと・・・深く頭が下がります。皆さん口には出さないけれど、「必ず立て直すんだ!」という行動に力強さを感じさせられました。


『今後の支援、建設会社だからできることがある?!』

すでに弊社及びグループ会社として赤十字に義援金をお贈りさせて頂いています。
それに続き、今後の支援は、汗をかくことを含めいろいろな形で、長期継続的に行っていくことが大切だと。一企業として、また建設会社としてのノウハウも最大限発揮できるよう知恵を絞り早急に具体策を打ち出します。
同じ国に住みがんばり続けている人のお役に立てるよう、会社のみんな、良い案を出し合おう!


『支援第1弾、思わぬ“かもめの縁”にびっくり』

いろいろ見聞きした中で、大船渡での不思議なご縁をご紹介します。

当地で立ち寄った老舗の和菓子屋「さいとう製菓」さん。
こちらも激しく被災されて、今は復旧に向けて社員総出でがんばっているところでした。
何かご支援できれば・・・。

そうだ!わが社でお客様へ伺いする際にお持ちする“手土産”にできる!
東北を代表する銘菓「かもめの玉子」を棚にあった分購入させていただきました。
翌日、宅急便で送られた箱を見て社員のT君が私に
「社長この包み紙のかもめの絵、うちの会社と同じ“かもめ3羽”ですよ」
おーっ。気付かなかった。
まじまじとその包装紙を見て、ただならぬ縁を感じましたね。
まずは第1弾として、ささやかながら後方支援として手土産策を実施していきます。

今後も引き続きご報告していきます。

さいとう製菓株式会社リンク
↓  ↓
https://www.saitoseika.co.jp

弊社のロゴマーク                                        かもめの玉子の包装紙

           

さいとう製菓さんも弊社も、三陸と湘南と場所は違えども、海の近くという由来から同じようにかもめをシンボルにしているのです。